インタビュー 加賀 晃次さん「藍綬褒章」受章インタビュー 2020.06.18 保護司の加賀 晃次さん(笹木野)が、令和2年春の「藍綬褒章」を受章されました。 加賀さんは、建設コンサルタント会社に勤める傍ら、平成13年から約20年間にわたり保護司を務め、非行や犯罪を犯した人の更生に尽力されました。その永年にわたるご功績が評価され、「藍綬褒章」受章に結実しました。 受け持たれたケースは約40件。関わりが長い方では、約4年間も継続してサポートされたそうです。夜中に相談を受けたり、面談の約束を破られるなど苦労もある中、仕事で培ったコミュニケーション力を生かし、一人ひとりとじっくり向き合われ、立ち直りに向けて支援をされています。 「担当した人が更生し、結婚や出産など自立した姿を見ると、保護司をしてよかったと思う。」と笑顔で話してくれました。 この度の受章が決定したことを受けて、「保護司の活動を通して、建設関係の仕事だけでは関われない様々な職業や境遇の人とのつながりができ、視野が広がりました。 そして、目標とする恩師やいろんな人に助けられ、仕事と両立しながら活動することができたので、感謝しています。 本当に周りの人に恵まれた。」と語ってくれました。 保護司は仕事を定年した後になる人が多く、高齢化、なり手が不足している現状にあるそうです。 「ぜひ若いうちになって、長く続けてほしい。腹を立てずに、気持ちにゆとりをもって関わっていく。でもそのためには、心身ともに健康であることが重要です。」と心構えを教えてくれました。 プロフィール 加賀 晃次さん(75)笹木野 趣味:水彩画 (書斎にはご自身で描かれた徳島に架かる橋の絵がたくさん飾られていました。) ※写真をクリックすると拡大してご覧いただけます。 誠に、おめでとうございます! これからも生涯現役で、ますますのご活躍をご祈念いたします。 Tweet Share +1 Hatena Pocket RSS feedly Pin it インタビュー インタビュー, 藍綬褒章, トピックス 「おうちde体操!カラダを動かそう!」動…前の記事 松茂町にひまわり畑が誕生しました!次の記事